GSIクレオス GT92 Mr.ハルモールド チゼル

鉄板の継ぎ目をガイドテープとタガネで彫ろうとした場合、舷窓などの凹凸が支障となって難易度がかなり高い作業となりますが、この工具を使えば誰でも簡単に船体に平行できれいなスジボリを彫ることができます。

使い方は簡単です。台座に這わせて工具を滑らせるだけです。切削力も申し分がなく軽く当てるだけでサクサク彫れます。

作業に際しては、手で持てる程度の大きさの板があれば作業がしやすくなります。このようなサイズの板は100円ショップで入手できます。

刃の高さは、上部の黒ネジを廻すことによって調整できます。戦艦クラスでは一番上の段までは刃が届かなかったので工具の底にプラパンを両面テープで仮止めして彫りました。

ウルトラファインリギング 直径0.048mm

インフィニモデルから販売されている空中線用素材のウルトラファインリギングがとても使い易かったのでご紹介します。

特徴1・伸びます。

ライン自体がゴムのように伸びますので、ピンっと張ったラインをすごく簡単に張ることができます。
釣り糸や金属ラインのような張力がないラインをタルミなく張る場合は、マストや支柱などのパーツ部にテンションをかける必要がありますが、このラインならライン自体が伸びますのでパーツ部にかかる負荷を極力少なくすることができます。

特徴2・まっすぐに張れます。

製作No.20の長門以前の作品の空中線にはメタルリギングの0.06号を使用しておりました。金属線で長いラインを張る場合、作業中には気付けないような僅かなヨレや取付角度の僅かな誤差により重力に逆らった不自然なラインになってしまうことがありましたが、このラインならその心配がありません。ヨレはもちろんのこと、取付角度の僅かな誤差もラインの柔軟性で解消できます。

特徴3・ラインの切断が楽です。

とても柔らかい素材ですので、普通のニッパーで簡単に切断できます。金属ラインでは切り残しがあると目立ってしまいますので、とてもシビアな切断作業が要求されますが、このラインなら伸ばしながら切断できる箇所で切断すると、切り残しのラインが縮んでパーツにくっついてしまうので、さほどシビアな切断作業も必要なくきれいに仕上がります。

特徴4・ラインと交差する折れ線の表現が容易です。

金属ラインでは折れ点毎にラインを切断・接続する必要がありますが、このラインなら折れ点に接着点を設ければ、そのまま1本のラインで折ることができます。艦首から艦尾に跨ぐ長いラインや長門の艦橋前方のような複雑な張り線も比較的容易に張ることができます。