【第3作目】戦艦「比叡」【1/700・フジミ艦NEXT-6・素組】

製作記

フジミの艦NEXT-6戦艦「比叡」を素組で製作しました。エッチングパーツは使用しておりませんが、艦NEXTシリーズはフジミの最新のキットということもあり見ごたえのある作品に仕上がりました。

フジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ No.6 日本海軍 戦艦 比叡 プラモデル
フジミ模型(FUJIMI)
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組み立て塗装が必要なプラモデル。別途、工具、塗料等が必要。

まずは、色分けランナーを順番に見ていきましょう。
艦底色のパーツです。

木甲板のパーツです。

艦載機、スクリュー、リノリウム甲板のパーツです。

飾り台のパーツです。

その他、軍艦色のパーツです。

組み立て説明書もカラフルで見やすいです。

色分けプラで再現できなかった部分については、シールで再現します。

船体の隙間が気になります。
別々に塗装してから組み込めば作業は楽ですが、仕上がりを重視して隙間をパテで修正していきます。
いきなり艦NEXTシリーズのメリットをひとつ放棄しました。

溶きパテを塗っていきます。

サフチェックを繰り返しながら、2回ほどで形になりました。

艦NEXTシリーズは、パチ組構造では再現できなかったディテールをオプションパーツとして再現できるようになっています。
ディテールアップパーツを使うには、甲板の穴明けと接着剤が必要です。
そして、
私はここだ大きなミスを犯していることにこの段階では気付いていません・・・

木甲板をタンで塗装してから、ウェザリングカラーのステインブラウンとサンディウォッシュで汚していきます。

それっぽく仕上がりました。

甲板構造物を組み上げていきます。

軍艦色を塗っていきます。

細かいパーツはランナーごと塗装します。

艦底部をマスキングします。

塗り分け完了です。

細かい部分を筆塗りで再現していきます。

木甲板を組みました。
パーツの精度はバッチリです。

塗装済みのパーツを組み込んでいきます。
ここで、ディテールアップパーツを取り付けるための穴が大きすぎたことに気付きます。
甲板の裏側の穴明けのガイドの大きさから1mmのピンバイスで大丈夫だろうと思い込んでいましたが、キノコ型通風筒が頭まで埋まってしまいます。
だましだまし浮かしながら接着しましたが、、仕上がりはいまいちです。
残念。

艦NEXTシリーズを塗装すると、パーツのはめ込みがキツくなりました。
無理やりはめ込むと最後までしっかりと入らなかったり、パーツの破損の恐れがあると思います。
はめ込みがキツイ箇所は面倒ですがピンバイスで穴を広げてから接着剤で組んでいきました。
ここでも、艦NEXTシリーズのメリットが・・・逆にデメリットになってしまいました。

エナメル塗料でスミ入れていきます。

艦橋窓にスミを入れました。

砲口にスミを入れると、棒が筒に見えます。
砲口のスミ入れはお手軽ですが効果は絶大なのでお勧めです。

菊紋章を塗りました。

ウェザリングカラーで汚れや錆を表現していきます。

控えめに汚しました。

完成です。

艦NEXTシリーズは、無塗装のパチ組でもそれなりに見栄えのある仕上がりになりますので、プラモデル入門者の方にはピッタリのキットです。
組み立てについても微妙な位置や角度の調整などの必要もなくパチっていくだけでビシッと仕上がります。
これは艦NEXTシリーズの隠れた良いポイントの一つだと思います。
通常のキットですと、微妙な位置や角度の調整を考慮しながら組み上げていく必要があり、これが艦船模型の難易度を上げています。

仕上がりに関しては言えば、
フルハルモデルは、ウォーターラインにはない迫力があり素組でも十分に見ごたえのある完成品になります。
塗装派モデラーにとっても、お手軽にフルハルモデルを製作したいときには選択肢のひとつになると思います。
面倒な甲板の塗り分けが必要ないというポイントは大きいです。

また、機会があれば艦NEXTシリーズを製作したと思います。
次回は、艦NEXT+純正エッチングパーツですかね。
フルハル+純正エッチングパーツの仕上がりがとても楽しみです。

完成

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