【第21作目】戦艦「山城」【1/700・フジミ特-72・純正EP】

製作記

フジミの山城を純正エッチングパーツを使用して製作しました。今作は海面ジオラマを製作し、主砲に動きを持たせることにより臨場感ある作品に仕上がりました。右舷方向、全砲門一斉射の迫力ある勇姿をぜひご覧ください。

フジミ模型 1/700 特シリーズ No.72 日本海軍戦艦 山城 昭和19年 プラモデル 特72
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組み立て、塗装が必要なプラモデル。別途、工具、塗料等が必要。

艦橋

純正エッチングパーツを使用しました。窓枠、手すり、足掛索など要所となるポイントはしっかりとカバーされています。

一部、補強桁、双眼鏡はフライホークのエッチングパーツを使用し、信号旗桁は0.5mmの真鍮線に置き換えました。

1/700 日本海軍 双眼鏡&射撃指揮装置
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エッチングパーツ
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ホビー用途に適したサイズの金属素材。

詳細は後述しますが、山城の艦橋は四方を囲むようなガッシリとした構造となっていることも相まって調整がかなり大変でした。

インフィニモデルのウルトラファインリギングホワイトで旗索を張りました。

このラインはゴムのように伸縮し作業性がとても良いのでお勧めです。

後部艦橋

純正エッチングパーツを使用しました。マスト部は0.5mmの真鍮線を使用しました。

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ホビー用途に適したサイズの金属素材。

マスト部は、マスキングで塗り分けました。

煙突周辺

純正エッチングパーツを使用しました。純正エッチングでこのボリュームはすごいです。

煙突上部は、マスキングで塗り分けました。

甲板

セールカラーをベタ塗りし、タミヤのスミ入れ塗料(ブラウン)でスミイレしました。

木甲板部をマスキングし、船体色を塗装しました。

アンカーチェーンをインターアライドのスチールグレー超極細チェーンに置き換えました。

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プラモデル本体は含まれません。組み立て塗装が必要なプラモデル用パーツ。別途、接着剤や工具、塗料等が必要。

飛行甲板

海魂のエッチングパーツを使用しました。

船体

艦底パーツと甲板パーツを接着するときに、当て木とクランプで船体の反りを修正しました。

0.5mmのピンバイスで舷窓を削孔しました。

サーフェイサーの厚塗りで鉄板の継ぎ目を再現しました。

主砲

純正エッチングパーツを使用しました。

キャンバスの隙間をパテで埋めました。

水上観測機

極小の透明パーツは作業性が悪いので、捨てサフを吹いてから組立を行いました。

デカールは、マークソフターを使用し密着させました。艦載機のような小さなパーツへデカールを貼り付けには、ソフターで軟化させないと厳しいです。

空中線

空中線は、インフィニモデルのウルトラファインリギングを使用しました。

張線後、エナメル塗料のホワイトで碍子を再現しました。

ケース・台座

保管ケースにはダイソーのコレクションボックスを使用しました。

台座の木目調塗装は、下地にタンをベタ塗りしてから、Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンを筆塗りし、スポンジで左右にムラを残しながら拭き取ると出来上がります。

台座部分をマスキングしてから、ネイビーブルーにクリアーブルーを重ねて海面を塗装しました。

マスキングテープで堤防を作ってからリアリスティックウォーターを流し込みクリアー層を作りました。

ジェルメディウムで波を再現しました。

ケースにねじ止めで固定して完成です。

完成写真

あとがき

今回の製作で苦戦したのは、艦橋の組立でした。これまでに多くの戦艦を製作してきましたが、ここまで調整が大変な艦橋は初めてでした。このキットは、ある程度の艦船模型の製作経験が必要になってくると思います。

純正エッチングパーツはなかなかバランスの良い構成で良かったと思います。とくに煙突周辺はボリューム満点です。純正エッチングパーツでこのディテールはコスパ高いです。手すりや窓枠なども細かく折れ点が設けられていたので作りやすかったです。

純正エッチングパーツに不足しているのは、ボートダビット、飛行甲板だけですね。さらなる高見を目指すなら、この辺りのエッチングパーツを追加で揃えればいいと思います。

今作が初挑戦でしたが、海面ジオラマ、面白いですね。

今年はもっとリアルな海面を作れるようになりたいです。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。

それでは、次の製作記をお楽しみに。

製作メモ

S28と干渉するため手すりを一段削って調整する。そして、この手すりはT19を接着した後に取り付けること。

艦橋は、窓枠エッチングを取り付ける前に仮合わせを済ませておく。特にT8,T7の赤ライン部の調整。

143を先に付けること。

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