フジミの特-7重巡洋艦「妙高」を純正エッチングパーツを使用して製作しました。
はじめに、
エッチングパーツの説明書を見比べながらエッチングパーツに置き換える箇所を確認しておきます。
キット本体とエッチングパーツの説明書は別物のため、エッチングパーツの製作に慣れないうちは、はじめにチェックしておくといいと思います。
ケースに固定するためのナットを艦底パーツに接着します。
ボルトを締めたときに甲板と干渉しないよう位置と高さを調整します。
窓のディテールが浅かったのでピンバイスで穴をあけなおしました。
深くするだけでかなり窓っぽくなります。
フェアリーダーをフライホークのエッチングパーツに置き換えます。
フェアリーダー自体のディテールアップ効果もありますが、キットのままのフェアリーダーですと、エッチングパーツの手すりと干渉してきますので、その干渉を解消する目的もあります。
フェアリーダーを変えない場合は、手すりを加工するか、フェアリーダーをかわす様に手すりを接着する必要があります。
アンカーチェーンをインターアライドの「スチールグレー超極細チェーン」に置き換えます。
キットのエッチングチェーンのディテールを削り取って、長さを合わせてメタルニッパーでカットします。
接着は塗装後に行います。
通風筒の一部を、艦ネクスト比叡の余剰パーツに置き換えました。
ただの筒からキノコ型になりますので、効果は大きいです。
船体の下準備が終わりましたので、艦底色とリノリウム色を塗装します。
塗装の乾燥待ちの間にエッチングパーツを製作していきます。
エッチングパーツを使用することにより精密感が一気に高まります。
主砲をアドラーズネストの「50口径三式二号20cm砲砲身」に置き換えます。
キットの砲身と比べると、砲身の太さの違いに驚きます。
砲身の開口もいい感じです。
ホーサーリールは、ウェーブの「A-スプリング No.1」を使用してロープを再現しました。
艦載機は、レインボーのエッチングパーツでディテールアップします。
4機作りましたが、妙高は3機しか搭載できないことを最終組み立て時で気付きました。
残念。。
三連装機銃は、ナノドレッドのパーツと置き換えました。
二連装基準も同じく。
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探照灯は、レインボーのエッチングパーツでディテールアップしました。
カッター、内火艇もエッチングパーツでディテールアップしました。
リノリウム押さえは、海魂の「艦艇リノリウム押さえ金具」に置き換えます。
デバイダーを使えば、キットから簡単に長さを拾うことができます。
切り出したエッチングパーツを瞬間接着剤で接着していきます。
はみ出てしまった部分は、仕上げの段階で艶消しコートを吹き付ければ目立たなくなります。
リノリウム甲板をマスキングして、全体に軍艦色を塗装します。
塗装が完了したパーツを組立ていきます。
いい感じです。
マストの旗索は、海魂のハリヤードを使用しました。
空中線は、メタルリギングの0.1号を使用します。
金属線の適度な硬さは張りやすいです。
完成です。
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